飛雲記事(公開前)

飛雲について

春に「景清」を演じられました 今回も同じく老人ではありますが、雰囲気がだいぶ異なりますね 演じ分けることについてお聞かせください

我々能楽師は、どの能面をつけるかで、スイッチが入ります その様に稽古をつけてきています 年齢や品格が能面によって変わるのですね


■「飛雲」ですが、あまり番組でお見かけしません どのようなお能なのでしょうか

あっという間に終わります 短いお能です。

長い一日、神能から始まって、最後の最後にスカッと短く、鬼を退治して気分良く終えることができる様なお能です

作者不明なので詳細は分かりませんが、古い曲なのではないかと思います 曲の作り方とか雰囲気とか、能が洗練される前の大らかな感じがします なんというか非常に芸能っぽい作風なんですね

とは言いましても、前シテは薪を下ろして一休みする際、その姿を『古今和歌集』の「仮名序」で大伴黒主が評された「たきぎ負へる山人やまびとの、花のかげに休めるがごとし」の序文を用いますし、ワキは在原業平の「ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」の歌を引いてそれに応じます そこに紅葉談義が広がるといったところは、非常にお能らしい部分で風雅ですね

また、尉謡というのがあります 「天狗はやさしく、尉は強く」と言われます


■後場では、鬼神(後シテ)と山伏(ワキ)との戦いがありますね ここが見せ場でしょうか

他流に比べて、宝生流の「飛雲」に大掛かりな演出はありません スペクタクルもありませんし ただ飛び上がり平臥はありますね()

先述の通り、あまり上演されることもありませんし、派手さもないのですが、こうした曲も演能しませんと舞台の詳細が不明になってしまいますし、その演目が絶えてしまいますので、こうして時折上演して伝えていかなければなりません

観客の皆さんには、気楽に観て頂ける切能の鬼能だと思います 派手さはないものの、それを如何に少しでも面白くお見せできるかと思って挑みます

サイト更新情報

・・・2019年1月13日(日)月並能「翁」賢郎師が千歳で出演されます

どうぞお見逃しなく!!

●1/5・・・1月13日(日)月並能賢郎師千歳で出演する「翁」について「賢郎の扉」にインタビューを掲載致しました→コチラ

●1/2・・・本年度のシテ出演6月(国立)の曲目が間違っておりました。正しくは「藤栄」です。訂正致しました。

●1/1・・・本年度のシテ出演(賢郎師含む)を掲載しました

●1/1・・・新春ご挨拶を掲載しました

●12/29・・・平成31年1月、2月の出演予定(雄資師)を掲載しました

●11/5・・・11月11日(日)6:00~NHK FM「能楽鑑賞」雄資師が出演致します(「龍田」「半蔀」)

●11/1・・・11月11日(日)月並能の前に行われる能+1雄資師が出演致します トップページに案内を掲載しました

●11/1・・・平成30年11月、12月の出演予定(雄資師)を掲載しました

●10/13・・・10月20日(土)五雲会賢郎師シテ出演する「橋弁慶」について「賢郎の扉」にインタビューを掲載致しました→コチラ

●10/9・・・平成30年10月度五雲会賢郎師シテ出演致します トップページにタイトルを貼りました

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