加茂記事(公開前)のコピー

新春ご挨拶移動しました ⇒ コチラ


 3月28日(金)、29日(土)
                             国立能楽堂 3月特別企画公演
                                   復曲能[新演出]「武文」
                                         ツレ(一宮御息所) 賢郎師

 6月22日(日) 第41回 高岡薪能 「熊坂」 富山県高岡文化ホール

 7月31日(木) 富山薪能 「通小町」富山能楽堂

 9月 5日(金) しぶかわ能 「小鍛冶」群馬県渋川市民会館

10月 5日(日) 【能で味わう世界遺産】秋の能楽鑑賞会 「井筒 物着
           りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館能楽堂

10月11日(土) 天領佐渡両津薪能特別公演 「清経」 椎崎諏訪神社能舞台

12月20日(土) 十二月宝生会定期公演 「野宮」
 


-賢郎師-
 3月15日(土) 三月 宝生会定期公演 「須磨源氏」

 5月18日(日) 高岡定例能楽大会 「殺生石」



※シテ出演情報は随時更新致します お楽しみにしてください


下記クリックで、「野宮」インタビュー記事ページをご覧いただけます
  ↓ ↓ ↓
金井雄資師が朗読出演!! 紙芝居・絵本「春のカミサマ」

2つのプラットフォームでご覧いただけます。

金井雄資師の友人である千賀泰幸氏による紙芝居・絵本に、雄資師が朗読出演致しました。
「桜の麓の虫の村。冬を超えて、春を迎えるのは誰か?春のカミサマとは?」
温かくホッとするような物語と絵に、雄資師の優しい語り口が穏やかな色を添えます。
大学時代に演劇(現代劇)を学び、出演、親しんでいた雄資師。
普段能楽堂で出会う雄資師とは違う、声の彩りをお楽しみください。


最新情報

【令和7年12月のご案内】

金井雄資師>>
●12月4日(木)~6日(土) Mishima’s Muse – Noh Theater
  ニューヨーク公演

             各日19:30開始

           於 Lila Acheson Wallace Auditorium (NY, USA)

   12月4日 能 「葵上」地頭 (シテ 宝生和英)
   12月5日 能 「綾鼓」地頭 (シテ 佐野登)
   12月6日 仕舞 「弱法師」シテ
          能 「葵上」地頭 (シテ 宝生和英)

本公演は、『JAPAN SOCIETY 舞台芸術プログラム2025–26』の作家・三島由紀夫の生誕100年を記念するシリーズの一環として開催されます。




「武文」の舞台評が朝日新聞に掲載されました


復曲能「武文」下記チラシ(3枚)それぞれ、クリックにより大きくご覧頂けます。
 (別ウィンドウが開きます)
"復曲能「武文」上演"についてのインタビュー記事です。
東京新聞 2025年1月31日 朝刊 掲載
  ↓ ↓ ↓

此度、金井雄資師が、第46回観世寿夫記念法政大学能楽賞を受賞されましたことを謹んでご報告申し上げます。

詳細は、下記リンクの記事をご一読ください。
=> 宝生会

【参考】

観世寿夫記念法政大学能楽賞は、世阿弥の花の思想を体現し、常に"能とは何か"を問いつづけ、1978年12月7日、53歳で急逝した観世流の能役者、観世寿夫氏の能界劇界における業績を記念して、遺族からの寄金に基づき法政大学が1979年6月に設定しました。
顕著な業績や舞台成果を示した研究者・評論家・能役者、能楽の普及に貢献した個人・団体に贈られ、毎年命日の清雪忌に発表しています。
(出典:法政大学ウェブサイト)


2025年1月16日に、第46回観世寿夫記念法政大学能楽賞 贈呈式が行われましたので、ご報告致します。
金井雄資師受賞に寄せて

紫雲会の代表としてご招待を受け、参列させて頂きました。
受賞された金井先生のお喜びのお姿を拝し、改めて嬉しさが込み上げました。
このような素晴らしい賞を受賞される先生に長年ご指導頂いている者として、大変誇りに思います。
金井先生には、これからも更に素晴らしい舞台をお見せ下さいますよう、そして流儀並びに能楽界の発展のために一層ご活躍されますようお祈りしております。

紫雲会会長 本川藤尚



金井雄資師の佐渡での指導、天領佐渡両津薪能についての記事が、『T The New York Times Style Magazine: Japan』ウェブサイトに掲載されました
 ⇒ コチラ  ※下記クリックでも記事に飛びます




新潟のローカルウェブマガジン「Things」(https://things-niigata.jp/)に、金井雄資師のインタビューが掲載されました。
「小学生から能に親しむまちで「天領佐渡両津薪能」を守り継ぐ人たち。」
       ↓


賢郎師がシテを勤めます、五雲能「小袖曽我」のインタビュー記事です。
ご観能前に、ご鑑賞後にと、是非お読みください。
読み応えあります!!
 ↓ ↓ ↓ クリック





2月19日(日)に国立能楽堂で開催されます「第63回式能」において金井雄資師が「巴」でシテを勤めるのを前に、2023都民芸術フェスティバルサイトにインタビューが掲載されました

URL(インタビュー全文):
※抜粋版が下の動画になります

公演案内 → コチラ  公演チラシ → コチラ


8月31日(水)に北海道の札幌市教育文化会館大ホールにおいて開催された「日本全国 能楽キャラバン!in 札幌」を前にしたインタビューが能楽協会ウェブサイトに掲載されています


公演案内 → コチラ

令和四年 九月 五雲能「岩船」に向けた金井賢郎師インタビュー、近日公開です!!
お楽しみに。

書籍紹介 『能に生きて 近藤乾之助』

藤沢摩彌子氏による、近藤乾之助師の聞き書きの書です。
2005年刊行の『近藤乾之助 謡う心、舞う心』に続く、乾之助師の素晴らしさを味わうことのできる一冊です。
※有志による会合「近藤乾之助先生を語る会」の抄録では、雄資師の言葉も綴られています。

藤沢摩彌子氏サイト: http://fujisawamayako.com

お求めは、
檜書店 → コチラ  わんや書店 → コチラ  能楽書林 → コチラ

その他お取り扱いは、
岩手県 北上書房 → コチラ  東山堂 → コチラ

【4K映像】能楽を旅する

能楽を旅する [曲目から能楽を楽しむ] 「半蔀 (はしとみ)」
能楽を旅する - Journey through Nohgaku - 特別映像

国立能楽堂 五月特別公演「綾鼓」に向けた金井雄資師インタビューを[金井雄資の部屋]に掲載しました
ご観劇の前に、後に是非お読みください
 ↓下のバナーをクリックでもお読み頂けます




●能「野宮」の概要を教えてください

本三番目物(鬘物)の中でも別格と言われる曲です。
晩秋の嵯峨野、野宮の旧跡を訪れた旅僧の前に榊を持った女が現れ、光源氏が六条御息所の元を訪れた往時を偲び、自分こそが御息所の亡霊と告げ、黒木の鳥居の陰に姿を消します。
僧が回向をすると御息所の亡霊が牛車に乗っている態で現れ、源氏との悲痛な別れの原因となった車争いの無念を語り、妄執からの救済を訴え万感の思いを込めて舞います。
●「野宮」が鬘物の中でも大曲と言われる所以はどういったところでしょうか

世阿弥作の井筒も傑作であるのですが、その恋情の複雑さの差もあり、曲の構成は断然野宮が上等、執心と解脱の境を彷徨う貴婦人の想いを表現するには相当の芸力が必要です。
序ノ舞に続けて破ノ舞が組み込まれているのも特別です。これによって野宮は狂女の側面を持つことになります。
●この曲を演じるとき、御息所の心情をどのように自分の中に取り込んでおられますか?

皇太子妃であった御息所が早くに夫を失い、若き源氏に出会いますが報われる恋愛ではありません。
さらに車争いの屈辱は御息所の決定的な敗北となり、斎宮となる娘に付き添い都を離れますが、この激烈な恋情の執心は終に癒される事無くこの世を去ります。
こういった物語の背景は当然ながら理解をしていないといけません。そして鎮魂されたい願いを自分に取り込まなければなりません。

●同じ六条の御息所を扱った作品でも、「葵上」が動だとすれば、「野宮」は静である印象です
 同じ人物の演じ分けに苦労された点などはありますでしょうか

演じ分けに苦労は有りません。それ程この二曲は異なります。葵上では恨みから生霊となります。この時はまだ源氏の愛を取り戻したい願いもある。野宮は彷徨う亡霊です。源氏物語では御息所は死霊となって源氏の妻たちにまたもや憑りつきますが、能では木枯らし吹く森の野宮の寂しさそのままに、御息所の荒涼とした心の風景を静かに、しかし御息所の想いは実はかなり強く描いていきます。

●「葵上」が鬼女(生霊)となる最期と対照的に、「野宮」の最期は物悲しく美しいと思うのですが、その静なる美しさの中で、舞台に緊張感を生み出すために意識されていることはありますか

姿は美しくないといけませんが、野宮は御息所が執心の苦界から解脱して救われるかが主題です。
終始緊張していないといけません。

●他の源氏物語を題材にした能(「葵上」「須磨源氏」など)と比べて、演じる難しさや魅力はどこにありますか?

それぞれに趣きも違いますし演じ方も違いますが、源氏物語を題材にした曲の中で野宮は最高傑作です。曲の構成、舞事、謡、全てが別格です。この能が上手く上演出来たら、その感動も一際と思います。

●謡の聞かせどころを教えてくださ

草葉に荒れた野宮の有様を謡う初同(最初の地謡)、娘に付き添い嵯峨へ向かう道行を謡うクセの後半、それぞれに美しい詞章と共に秋の寂寥を表現します。そして車争いを表す激しい場面から舞を挟んで最後の鳥居をめぐるクライマックス、火宅留と呼ばれる特殊な終わり方も聞きどころです。

●地謡や囃子との呼吸合わせで「野宮」ならではの難しさはありますか?

これはどの曲でも同じですが、全てのパートの気持ちが合わなければ良いものは作れません。
これだけの難曲ですから終始難しいです。

●一番の見どころはどの部分でしょうか

煩悩の世界と解脱の世界を隔てているのが黒木の鳥居です。
これを踏み越えようと足を踏み出す型があります。なかなか形にし難く厄介な型です。
しかし野宮を象徴する型といえます。最後の最後にこの見せ場が来ます。

●観客の皆様にメッセージをお願いいたします

仕舞や舞囃子でも多く上演の機会がある人気曲ですが、難解な大曲です。
40代のかなり若い時に舞いましたが、何もわかっていなかったと悔恨しています。
単なる王朝絵巻でない、死んで尚妄執に捕らわれる一人の貴婦人の心象を描ければと考えています。

関連リンク

公益社団法人宝生会
公益社団法人能楽協会

サイト更新情報

雄資師12月20日(土)して出演「野宮」インタビューを「雄資の部屋」に掲載しております 是非ご一読ください!!
雄資師10月、11月の予定を掲載しております
賢郎師シテ出演 宝生能楽堂3月定期公演 『須磨源氏』のインタビュー賢郎の扉に掲載しました(トップページバナークリックでもご覧頂けます)
宝生能楽堂
http://www.hosho.or.jp/
〒113-0033
東京都文京区本郷1-5-9
TEL: 03-3811-4843

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都営三田線 水道橋駅 A1出口 徒歩1分
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http://www.hosho.or.jp/
電話 : 03-3811-4843 
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住所 : 〒113-0033
    東京都文京区本郷1-5-9

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